ご縁を結ぶ参拝の作法|皓月先生が伝える“神様との正しい向き合い方”

こんにちは。皓月(こうげつ)です。 
4月から新たな場所で生活を始めた方も多いのではないでしょうか。 

そんな節目の時こそ、ぜひその土地の神様=土地神様にご挨拶をして、 新たなご縁を結んでいただきたいと思います。

今回は、神社での基本的な参拝方法を丁寧にご紹介します。 「知っているようで知らない」作法を、この機会にぜひ学んでみてください。

鳥居から神域へ 

神社の入口にある鳥居は、神様のいらっしゃる神聖な領域「神域」への入り口です。 鳥居をくぐる前には、衣服を整え、軽く一礼(一揖/いちゆう)してから進みましょう。

手水舎(ちょうずや)での清め方

参道の途中にある手水舎(ちょうずや)(又はてみずしゃ)の水で両手を清めて、口をすすぎます。 

コロナの影響から柄杓を置いていない神社さんも多くなりましたが、禊を簡略化しているものなので、是非、以下のように作法を行ってください。

手水の作法 (1〜5まで柄杓1杯のお水で完結します)

  1. 右手で柄杓を持って水を汲み、左手にかけて左手を清めます 
  2. 柄杓を左手に持ち替えて、右手にかけて右手を清めます。 
  3. 再び右手に持ち、左の手のひらに水を受け、その水を口にふくんですすぎます。 
    (この時に柄杓に直接口をつけることは誤りです) 
  4. 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手にかけます。 
  5. 残りの水で柄杓を立てて、柄に水を流してから柄杓置きに柄杓を伏せて置きます。 

参道の歩き方 

鳥居をくぐり社殿まで続く道を『参道』といいますが、文字通り『お参りする道』で、神様の鎮まる所と人とを結びつける大切な道です。 

参道の中央は『正中』といわれ、神様の通り道とされています。中央は避けて歩くことが神様に対する礼儀となります。 

お賽銭は「お供え物」 

お賽銭とはもともとは祈願成就の御礼参りの際に『報賽(ほうさい)』として神仏に奉納した物品や金銭のことをいいました。それが次第に参拝の時に奉(たてまつ)る幣帛(へいはく)(神様に奉献する物)の代わりとしての金銭を意味するようになっていきます。お賽銭はお供え物の一種だったのです。お米の代わりに金銭を紙に包んで賽銭箱に入れる方もいらっしゃいます。 

また、賽銭箱へお賽銭を投げる方がいらっしゃいますが、神様へ大変な侮辱をしていることと同じです。静かにお賽銭箱へ入れていただけますようお願いいたします。 

拝礼前に鈴を鳴らすのは何故か? 

神社によくある賽銭箱の真上に吊るされた鈴。拝礼する時に縄を引いて鈴を鳴らしますが、その由来は、古来、鈴には魔除けの霊力があると思われており、神事の時に鈴を鳴らすようになったと言われております。巫女さんが神楽舞を舞うときに手に持って鳴らす神楽鈴の音には神様をお招きするお役目もあるそうです。つまり、神前で鳴らす鈴もこの神楽鈴に由来し、拝礼するにあたり、鈴の音色で神様をお招きし、これからご祈願を申し上げますという、一種のご挨拶の合図のような役割を果たしています。 

神拝の時の拍手(かしわで)拝礼(はいれい)

通常の場合、二礼二拍手一拝(出雲大社等、違う所もありますが)の作法で拝礼します。『拝』とは深いお辞儀のことなので、腰を90度位曲げることになります。深いお辞儀を2回して、『拍手(かしわで)』を2回打って、深いお辞儀をしますが、前後に浅いお辞儀(一揖(いちゆう))を行うと、更に丁寧な作法になります。 

神拝に際し、右手を少し下げて左の指が少し出ている状態で両方の手のひらを打ち合わせて鳴らすことを『かしわで』といいます、かしわでと云われるようになったのは、漢字では通常『拍手』と書かれますが、これは『拍』の字が『柏』の字と混同されて用いられたことから生じたという説があります。拍手と拝礼(拝は最も敬意を表す腰を90度に折った深いお辞儀の姿勢)の形式は出雲大社が違うように神社によっても異なるので、その神社の形式に合わせてください。 

神様へのご挨拶の仕方

神様に御挨拶をする際には自分の名前(フルネーム)と住所を伝え、これから見守ってくださるようにお伝えをし、月に一度お参りが出来れば、御縁も深くなっていくと思います。神様も御縁が深い方の方が人と同じでかわいいなあと思われます。初めましてやなかなか御挨拶に行かなければ、よそよそしくなってしまいます。 

日々の神様を敬う気持ちでお参りすることが大切です。是非、御縁を深めていただき、御加護を受けてください。 

最後に──ご縁を深めるために

神社への参拝は、単なるお願い事の場ではなく、 神様と心を通わせ、ご縁を結ぶための大切な行いです。

新しい生活のスタートに、心を整える神社参拝をしてみてはいかがでしょうか? きっと、あなたを見守る神様が温かく迎えてくださるはずです。

巫者 皓月 

<参考>神道神祇本長廰 神職養成講座資料 

自由が丘 占い師 皓月

未来を変えるのはいつも『今』の選択と行動です。

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皓月先生のお客様の声

K.S様 30代 女性

なんだか心がスッキリしました。進んでいく方向性がなんとなく見えてきた気がします。また、なにか迷ったら来店させていただきたいです!!ありがとうございました。


I.M様 40代 女性

本日も大変お世話になりました。前回、想定してなかったアドバイスを頂き、その後とりくみましたとこと、とても良い感じになりました。本日もご相談にのって頂けて、感謝しております。


S.Y様 50代 女性

ありがとうございました。だいぶ暗い所に居ましたが、出口がみつかりました。頑張れそうです。



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自由が丘 当たる占い師

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